芝原人形の縁起物展始まる 長南

稲田博一
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 千葉県長南町で約150年作り続けられている芝原(しばら)人形の「縁起物展」が、同町岩撫の4代目千葉惣次さん(79)の工房「草の子窯」で11日始まり、多くの人でにぎわった。来年の干支(えと)「丑(うし)」の人形を中心に約500点が並ぶ。コロナ禍退散を願って初めてアマビエの人形も作った。20日まで。

 芝原人形は素朴な雰囲気の土人形。千葉さんによると、十二支の人形の中で丑は様々な造形ができるので作って楽しいという。伝統的な牛乗り童子のほか、寝たものや脚を踏ん張ったもの、俵を担いだものなど8種類を展示した。

 他の干支の人形もある。作りにくいのは巳(み)年の蛇と辰(たつ)年の竜、未(ひつじ)年の羊だという。「蛇は気持ち悪いし、丸く作るしかない。細長く作ると壊れやすくて困る。竜は想像の動物だけに、作りようがない。羊は日本人には比較的なじみがない」。人気は戌(いぬ)年の犬と寅(とら)年の虎。「猫年がないのが残念だ」と千葉さん。

 午前11時~午後4時、入場無料。販売もしている。問い合わせは、千葉さん(090・3592・8837)へ。(稲田博一)