【動画】ミカン農家で働く副業が許されている市職員がミカンの収穫を手伝った=滝沢貴大撮影
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 【和歌山】ミカン農家で働く副業が許されている有田市職員が12日、市内の農園でミカンの収穫を手伝った。

 市内では、ミカンの収穫が最盛期を迎えている。この日は職員4人が枝をハサミで切って実を収穫した。「ミカンを収穫するのは始めて」という入庁1年目の上野山寛太さん(23)は、「少しでも恩返しができればと参加した。農家の苦労が身にしみてわかった」と話した。

 市が昨年8月に市内の農家を対象にしたアンケートによると、回答者の約4割が「繁忙期における労働力確保が困難」と回答したという。そこで、市はミカン農家を支援するため、今年9月から市職員が副業として働くことを許可した。

 市職員を受け入れた秦記久さん(66)は「人手不足が解消されるので、助かる」と話した。収穫したミカンは主に関東の市場や小売店に出荷されるという。(滝沢貴大)