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 過疎・高齢化が進む浜松市天竜区で車などの移動手段と最新技術を組み合わせたオンライン診療の実証実験「春野医療MaaSプロジェクト」が行われている。医療側、患者側双方の利便性を向上させるシステムとして期待されている。

 春野医療MaaSは、経済産業省の「スマートモビリティチャレンジ」に浜松市が提案し、「先進パイロット地域」に選定された。

 春野地区の小澤医院と同院の患者数人が参加。オンライン機能を備えたワゴン車に看護師らが乗って患者宅を訪問。患者は遠隔の医院内にいる医師の診療を受けている。

 天竜区春野町宮川で8日、ドローンを使った薬の輸送実験が行われた。小澤医院で処方されたと仮定した薬の「箱」が積まれたドローンは約4キロを11分かけて飛行し、無事到着した。

 ドローンの運航を担う会社によると、現段階で運べるのは500グラム以内という。今後、機器の改良や大型のドローンでより多くの薬を運べるよう検討する。担当者は「なるべく人手をかけずに運航できるように制度設計していきたい」と話す。この日までに実際の患者宅3軒に薬を運んだという。

 オンライン診療の実演もあった。患者役の男性が車に乗り込み、看護師役の補助を受けて体温や血圧を確認し、小澤医院の小澤靖院長(80)と面談。現在の体調や病状などの診察を受けた後、「冬場は体を動かすことが少なくなりますが、なるべく動きましょう」などとアドバイスをもらっていた。

広い山間地の往診「運転だけで疲れてしまう」

 春野地区は高齢化率約50%。…

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