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 滋賀県は13日、東近江市の養鶏場で死んでいた鶏を遺伝子検査した結果、「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。高病原性の疑いがあるという。養鶏場での鳥インフルの感染確認は今季10県目となった。

 県によると、この養鶏場には採卵用の鶏が約1万1千羽、飼育されている。陽性確認を受け、13日早朝から殺処分を始めた。約540人の県職員を動員し、14日までに終える方針という。

 また、養鶏場から半径3キロ以内を鶏や卵の移動を禁じる「移動制限区域」、半径3~10キロ以内を区域外への持ち出しを禁じる「搬出制限区域」に設定した。移動制限区域内では今回の養鶏場を含め2カ所、搬出制限区域内では5カ所で鶏が飼育されているという。

 県内の養鶏場で感染が確認されたのは初めて。

 12日午前9時半ごろ、養鶏場から県家畜保健衛生所に「鶏が50羽ほど死んでいる」と通報があり、生きている2羽と死んでいる11羽の計13羽を簡易検査したところ、すべてから陽性反応が出ていた。県は同日夜、幹部らによる対策本部を立ち上げ、第1回の会議を開催。本部長の三日月大造知事が、徹底した防疫措置を迅速に進めウイルスを封じ込めることなどを指示した。(鈴木洋和)