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 ナイジェリア北部カツィナ州カンカラで11日、寄宿制の男子中等学校が武装集団に襲撃される事件があり、現地メディアによると生徒たちが連れ去られたという。連れ去られた人数は「数十人」から最大で「約600人」と報じられているが、詳細は明らかになっていない。政府軍はすでに襲撃犯の位置を特定し、奪還作戦を開始したという。

 現地メディアの報道などによると、11日午後9時45分ごろ、自動小銃を持った武装集団が政府科学中等学校を襲撃した。駆けつけた警察などが応戦し、武装集団は森林に撤退したものの、複数の生徒が連れ去られたという。当時宿舎には生徒約800人がいたとされ、銃撃戦の間に逃げた約200人については、学校に戻ったことが確認されているという。

 武装集団の詳細は不明だ。ナイジェリア政府はツイッターに、陸軍がすでに襲撃犯の居場所を特定し、空軍の支援を得て奪還作戦を始めたと投稿している。

 ナイジェリア北部では2014年4月、ボルノ州で中等学校がイスラム過激派ボコ・ハラムに襲撃され、女子生徒276人が略取される事件が起きている。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)