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公明党・山口那津男代表(発言録)

 (75歳以上の医療費の窓口負担の引き上げについて)菅(義偉)首相の考えは固く、公明党に譲る気はないと伝わってきた。公明党も「政府が一方的に固い考え方ばかりしていたら、まとまる物もまとまりませんよ」と強く申し上げた。

 膠着(こうちゃく)状態だったが、菅首相と私が会う機会があった。元々、1年の締めくくりに色々お話ししましょうということで予定していた機会を利用して、「いつまでも平行線じゃなくて決めよう」という腹で臨んだ。開口一番、菅首相の方から「影響を受ける人の数が少ない方の選択肢を選ぶからこれでお願いします」とおっしゃられた。私も「それなら結構です」と決着がついた。

 現場の皆さんの声が生かされるような決断を政府に求めなければならない。政府は財務省が言うこと、厚生労働省が言うこと、計算上の数字だけで言ってくる場合がある。だけど現実の私たちの生活にどう影響していくか、ここをよく見極めて主張しなければならない。しかし自民党はなかなか最近は物を言わなくなっちゃったんですね。国民の皆さんの生活の声を吸い上げる力も少し、弱っているかもしれない。公明党こそ、そこができる政党だと思う。(福岡県北九州市小倉北区での時局講演会で)

拡大する写真・図版山口那津男・公明党代表