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 日本勢初のメジャー大会2冠はならなかったが、渋野日向子(22)は世界最高峰の大会で4位と健闘した。女子ゴルフのメジャー大会、全米女子オープン選手権は14日、米テキサス州ヒューストンのチャンピオンズGC(パー71)で最終ラウンドがあり、単独首位からスタートした渋野は74とスコアを落とし、通算1アンダーで4位だった。通算3アンダーの金アリム(韓)が優勝した。

 「悔しい。めっちゃ悔しいけど、これが今の実力なんだと受け止めるしかない」。渋野はテレビのインタビューでこう語った。優勝争いを繰り広げ、単独首位でスタートした最終ラウンドは苦しんだ。「1、2日目が良すぎた。3、4日目のゴルフが今の自分」と冷静に振り返った。

 昨季は全英女子オープン優勝を成し遂げたが、今年は11月初旬までに8戦中4戦で予選落ち。「去年の自分に戻りたいと思う自分が情けない」とこぼした。しかしその後、昨年オフから取り組んできたグリーン周りのアプローチの技術が徐々になじんできた。「また作り上げていくという感情に変わった。苦しんだおかげでそれに気づけた」。表情も明るさを取り戻した。

 今大会で手にした収穫もある。「アプローチに対しては自信を持っていい。アプローチ、パーパットを打つ心境がすごく変わってきている。この4日間で、ダボ(ダブルボギー)を打たないゴルフができたのは、すごく成長したのかな」。米ツアー本格参戦への思いはまた強くなった。「この悔しい気持ちは、アメリカツアーでしか晴らせない。絶対、ここで戦いたい」