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 日本原子力発電が敦賀原発2号機(福井県)の審査資料を書き換えていた問題で、原子力規制委員会は14日、原電本店(東京都台東区)の立ち入り検査を始めた。書き換えの経緯や背景について、社内文書の確認や関係者の聞き取りを進める。

 午前9時過ぎ、規制委の職員7人が本店に入り、会議室で剱田裕史副社長らから関係資料の提供を受けた。規制委の古金谷敏之・検査監督総括課長は「誠実な対応をお願いしたい。結果によって、どうするかは改めて考える」と語った。立ち入りは15日まで。

 書き換えられたのは、原子炉建屋直下の断層が活断層かどうかの判断に関わる地層の観察記録。審査を中断して全容解明を求めていた規制委は10月に審査の再開を決めたが、書き換えの背景については社内調査になお不明確な点が多いとして、審査とは別の検査チームで引き続き調べている。