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 「あ アルコール 学校中においてある」「い いえではいつもスイッチ」。私立新渡戸文化小学校(東京都中野区)の3年生たちが「コロナかるた」を作った。略して「コロかる」。何かと不便なコロナ禍での生活を表現していても、心がけたのは「コ『コロ』を『かる』く」。くすっと笑えて、ほっこりする札がそろっている。

 「ら。らんどせる つかわれなかったじしゅく中」

 「ふ。フォートナイト、ステイホーム、フレンドいっぱい」

 完成したかるたで10日、3年生2クラスの約60人が楽しんだ。この授業はオンラインで実施。札を読む声に応じて、画面上の多くの絵札から探していった。

 元祖「コロかる」の作者で東京・吉祥寺で働くイラストレーター「きょしょうさん」と、きょしょうさんの仕事仲間でデザイン会社を営む徳永健さん(55)もリモートで参加した。

 2人は、ご当地の「吉祥寺かるた」を昨年末に生み出した中心メンバーでもある。きょしょうさんはその後、自粛生活が本格化した4~6月に「#コロかるチャレンジ」と銘打ち、SNSで「あ」から順々に札を発表していった。

 3年生を担任する山手俊明教諭(38)は学校再開後の授業で、コロナについて思いつくことを子どもたちに書き出してもらい、話し合った。「びっくりするほど、『自分事』として考えていた」。社会全体が不安に包まれている今、「笑顔になれることができないか」と模索していたとき、そのユーモアが評判を呼んだコロかるを知った。

コロナ禍、暗い話題ばかりではない

 7月、きょしょうさんと徳永さんを招いた特別授業で、「コロナだからと暗い話題ばかりでない。みなが明るくなるといいな、ということに目を向けてみて」とアドバイスをもらって、制作にかかった。

 本来は「あ」~「ん」の46札…

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