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 【岡山】県内では13、14の2日間で計65人の新型コロナウイルス感染が発表された。うち48人を占める倉敷市では13日、カラオケができる飲食店での3日連続となるクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者はかつてないペースで増え、800人を超して延べ805人となった。

 県内の感染者は13日が過去最多の38人に上り、内訳は倉敷市27人、岡山市9人、高梁市2人。14日は27人で内訳は倉敷市21人、岡山市5人、津山市1人。11日からの4日間で計103人の感染が発表された。

 感染者数が膨らんだのは、11日以降3日連続でクラスター発生が確認された倉敷市の影響が大きい。現場は3件ともカラオケができる飲食店。感染者は利用客と経営者で1軒目12人、2軒目7人、3軒目22人に上る。

 計41人の年代をみると、60代以上が8割を占める。市はいずれの店についても、利用者が特定できていることを理由に店名を公表していない。

 13日、伊東香織市長は記者会見を開き、公民館や福祉センターなど市営施設でのカラオケや合唱などの自粛を要請。「換気が不十分で、大人数という状況でクラスターは発生している。マスクを外して向かい合って大声を出せば、飛沫(ひまつ)が降りかかる」と訴えた。民間のカラオケ店などにも商工会議所などを通して利用見直しを呼びかけるという。

 また岡山市でも13日に訪問看護事業所の従業員5人の感染が発表された。市はすでに感染が判明した2人と合わせ、市内9例目のクラスターと判断。利用者らの検査を進めている。

 また岡山市は15日から、クラスターが相次いだホストクラブの従業員への検査を順次始める。市職員が店を訪れ、検査キットを配布する。市は月内に7店舗で100人程度の検査を見込む。