[PR]

 広島市安佐動物公園(安佐北区)で4月に生まれたアミメキリンのメス「はぐみ」。生まれつき両後ろ脚に障害があり、装具をつけてリハビリを続けてきた。先月初めて両脚の装具を外し、順調に成長している。

 今月9日、8カ月になったはぐみは元気に運動スペースを歩き回っていた。出生時に身長175センチ、57キロだった体は、250センチ、200キロを超えた。10月14日に左後ろ脚の装具を、11月9日に右後ろ脚の装具を外し、装具なしで過ごせるようになった。獣医師の野田亜矢子さん(46)は「今後も装具なしで大丈夫そう」と話す。装具を4代目まで作り替え、サポートしてきた広島国際大学総合リハビリテーション学部の山田哲生講師(53)は「はぐみの頑張りでここまで来た。すごくうれしい」と喜ぶ。

 先月24日、はぐみに「異母妹」ができた。母カナと父イブキの間に生まれ、同園のアミメキリンは計6頭に。名前はまだ決まっておらず、20日までツイッターで投票を受け付ける。飼育技師の堂面志帆さん(30)は「姉」になったはぐみに「今後は赤ちゃんに寄り添って、仲良くしてくれたらうれしい」と期待する。

 同園は新型コロナウイルス対策で来年1月3日まで臨時休園するが、園内の様子はツイッターなどで伝えるという。堂面さんは「装具を着け始めた最初は大変だった。これからは自分の力で育っていく様子を見守ってほしい」と話す。(三宅梨紗子)