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 水虫などに効く飲み薬に睡眠導入剤の成分が混入した問題で、製造した小林化工(福井県あわら市)の出荷前の品質検査で、異物混入が疑われる反応が出ていたことが同社への取材でわかった。健康被害の報告を受けて記録を調べて明らかになったという。わずかな反応で気づかなかったとしている。県警は14日、同社の担当者から製造工程や作業状況の説明を聞いた。

 同社によると、出荷前の7月、厚生労働省令に基づきロットごとのサンプル検査を社内で実施。主成分の含有量や成分がうまく溶け出すかなどを調べた際、主成分の含有量などを示す波形に、問題の水虫薬の成分としては出ないはずのわずかな反応を示す波形が生じていたことが健康被害の報告後の社内調査でわかった。通常気にしない程度の波形で、検査時には気づかなかったという。

 県は9日、医薬品医療機器法違反の可能性があるとみて立ち入り調査。従業員からの聞き取りや検査記録を確認したところ、7月のサンプル検査で「合格」したことになっており、検査方法に問題がなかったかどうかを調べている。

社長「厳密なチェックできていなかった」

 12日に報道陣の取材に応じた…

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