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 イラクの小児がん患者らの支援を続けている「JIM―NET(ジムネット)」(東京都新宿区高田馬場)のチョコ募金が始まっている。チョコは北海道の六花亭が提供。ハート形のチョコが入った缶には、イラクとシリアの少女4人が白血病と闘いながら描いた花や動物をあしらった。

 ジムネットによると、そのうちの一人、シリア出身のエリーンさん(6)は白血病と診断され、医療設備が整ったイラクに家族と渡って骨髄移植手術を受けた。今年4月、ジムネットのスタッフに声をかけられて、チョコの缶にデザインされる花の絵を描いた。11月に自分の絵がデザインされた缶を手渡されると、はにかんだ表情をみせたという。移植手術を受けて1年ほどたっていた。「元気になったら家族でシリアに戻りたい」と、父親は話していたという。

 イラク出身のディルガシュさんは、青い花を描いた。花の上にはティアラも。「女の子はお花のようにかわいいお姫様。だから、ティアラをかぶせてあげたの」と話していたという。できあがった缶を見ることなく、9月に亡くなった。12歳だった。

 ジムネット代表で医師の鎌田實さんは「コロナの影響で、支援が先細りするのが心配です。ぜひ温かな応援をお願いします」と呼びかけている。

 4缶セットで2200円。寄付は、ジムネットのHPから申し込める。問い合わせは、ジムネット(03・6908・8473、平日午前10~午後4時)。(喜園尚史)

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