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 「今年の漢字は『働(どう)』という字です」――。菅義偉首相は14日、首相官邸で記者団から自身の「今年の漢字」を問われ、そう答えた。理由について「(菅内閣は)国民のために働く内閣、こう銘打っている」と説明した。

 首相は9月14日、自民党総裁に選出された直後の記者会見で「せっかく総裁に就任したので仕事をしたい」と語っていた。それからちょうど3カ月。「デジタル庁」の創設、不妊治療への公的支援の拡大、携帯電話料金の引き下げの「3大菅(すが)案件」をはじめとしてさまざまな改革に着手しているが、新型コロナウイルス対応では、与党内からも「対応が後手後手だ」(閣僚経験者)などの批判が出ている。

 また首相は、今年1年の世相を示す漢字に「密」が選ばれたことについて、「コロナウイルスの中で『3密』を何としても避ける。そういう中で『密』が選ばれたのは、自然なことじゃないかなと思う」と話した。