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 新型コロナウイルスの感染者数が世界最多となっている米国で14日、ワクチンの接種が始まった。米国では11日に食品医薬品局(FDA)が、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが開発したワクチンの緊急時の使用許可を出した。290万回分が初回出荷分として、米全土に発送されている。

 医療従事者や介護施設入所者から優先的に接種される。米国では感染者が1640万人超、死者数が30万人を超えている。ニューヨーク州では午前9時過ぎ、ロングアイランド・ジューイッシュ医療センターの看護師サンドラ・リンゼイさんが最初にワクチンの接種を受けた。「気分は良い。とてもつらい日々の終わりの始まりになることを願っています」と話した。

 また、この日はカナダでもファイザーのワクチンの接種が始まった。(ワシントン=香取啓介)