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 異人館街として知られる神戸・北野の一角に11月、1枚の案内板が設置された。「『神戸ユダヤ共同体』(神戸ジューコム)跡地」と記されている。第2次世界大戦中に迫害から逃れて神戸にたどり着いたユダヤ人たちと、地域の人々との間に交流があったことを伝えたい。そんな思いで地元の有志が設置した。

 「あたたかく迎えてくれた神戸の人たちのことをよく覚えている。困難な時代に家を与えてくれて、本当に感謝している」

 11月19日にあった案内板の除幕式。13歳の時に神戸に滞在し、現在はイスラエルで暮らすバール・ショーさん(93)は、ビデオ電話で会場に語りかけた。

 ショーさんは1941年3月、リトアニアの日本領事代理だった杉原千畝(ちうね)がユダヤ人難民に発給した「命のビザ」で、一家7人でポーランドから神戸にたどり着いた。

 居留外国人の「異人館」が並ぶ…

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