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 東京オリンピック(五輪)の聖火リレーまで100日となった15日、大会組織委員会は各都道府県ごとに市区町村順のルートを改めて公表した。聖火ランナー約1万人を維持し、全国859市区町村を通過するのは元の計画と変わらないが、一部地域で新型コロナウイルスの感染防止のため到着式の場所を変更。通過順が変わる自治体もある。

 大会延期に伴い、元の日程を1日前倒しにした来年3月25日に福島県を出発し、開会式のある7月23日までの121日間聖火をつなぐ。組織委は「ランナー、運営スタッフを含め、地域住民の安心安全の確保が大きなテーマ。感染症対策をしっかりやる」とする。

 1日あたり70~80人、1人200メートルを走るという計画は変わらない。

 その日の聖火到着を祝う「セレブレーション」は群馬、宮崎、長崎、福岡、宮城の5県で変更があった。通過自治体の順番は今後も変わる可能性がある。組織委は「いずれも運営上、警備面の事情で変更した」とする。

 延期決定後、志村けんさんら亡くなった聖火ランナー予定者もいる。組織委は、自治体やスポンサーと調整し、補欠などから後任を選ぶ方向で調整する。

 聖火ランナーの一人で、宮城県気仙沼市の元フェンシング日本代表千田健一さん(64)は「東日本大震災当時は立ち直れないと思ったが、国内外から多くのご支援を頂き、何とか復興の道筋をつけることができた。復興に向けて頑張る気仙沼の皆さんの様子を届け、何より感謝の気持ちを込めて走りたい」と話す。

著名人ランナーの扱い、調整難航

 沿道における感染症対策で、最も調整が難航しているのが、芸能人ら、著名人ランナーの扱いだ。

 今月上旬に政府、東京都、組織…

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