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 高知県は16日、宿毛市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したと発表した。鳥での伝染力や致死率が高い高病原性の疑いがあり、県はこの養鶏場の採卵鶏約3万2400羽の殺処分を始めた。高知県内の養鶏場での発生は初めて。今季の養鶏場での発生は11県目で、西日本に集中している。

 高知県は殺処分のために16日午前、職員154人を現地に派遣した。この養鶏場から半径3~10キロ以内を搬出制限区域に設定。この区域では養鶏場2戸が約580羽を飼育中という。

 県によると15日午前、この養鶏場から「農場で鶏が死んでいた」と家畜保健衛生所に通報があった。40羽が死んでおり、養鶏場内の13羽に簡易検査を実施したところ、11羽から陽性反応が出た。続いて実施した遺伝子検査で高病原性の疑いが分かった。

 高知県内では2011年、仁淀川町で野鳥の鳥インフルの感染が確認されたが、養鶏場での発生はこれまでなかった。(加藤秀彬