[PR]

 第14回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦の組み合わせが決まった。1回戦、2回戦(準々決勝)の一部は1月16、17の両日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で公開で指され、タイトル保持者4人がそろい踏みする。第11、12回で連覇した藤井聡太二冠(18)は2日目に、1回戦で大石直嗣(ただし)七段(31)と対戦する。

 今回の朝日杯は、全棋士165人(休場の2人を除く)と女流棋士3人、アマチュア2人が出場。本戦は、予選を勝ち抜いた8人とシードの8人によって争われる。前者と後者が1回戦で当たるように抽選が行われた。

 今年、棋聖と王位のタイトルを獲得した藤井二冠は、中学3年だった2018年に初参加で優勝。翌年連覇を果たした。地元となる名古屋での公開対局は、過去3回で6戦全勝と負け知らずだ。相手の大石七段は、名人戦につながる順位戦で藤井と同じB級2組に在籍する関西の精鋭。これまでの対戦成績は藤井の3勝0敗だ。

 2日目は豊島将之竜王(30)=叡王と合わせ二冠=も対局する。1回戦の相手は今月18日に決まる。藤井と豊島が共に勝つと、2回戦で当たる。これまでの対戦成績は豊島の6勝0敗だ。

豊島竜王の印象は?佐藤紳哉七段、あの名言が進化「序盤、中盤、終盤…」 藤井聡太二冠への「挑戦状」も【第14回朝日杯将棋オープン戦・本戦出場決定者インタビュー】=高津祐典撮影

 1日目は、第6回優勝の渡辺明名人(36)=棋王、王将と合わせ三冠=と永瀬拓矢王座(28)が登場する。渡辺の名古屋対局は初めてだ。それぞれ野月浩貴八段(47)、佐藤紳哉七段(43)と1回戦で対戦する。野月八段は過去5回優勝の羽生善治九段(50)を、佐藤七段は佐藤康光九段(51)を2次予選でそれぞれ破っており、勢いがある。

 名古屋対局以外のブロックも多彩なメンバーが顔をそろえた。前回優勝の千田翔太七段(26)は、同じ森信雄七段(68)門下の西田拓也四段(29)と当たる。第4回優勝の木村一基九段(47)、第2回優勝の阿久津主税(ちから)八段(38)も上位進出を目指す。

【ライブ録画】羽生善治九段にプロ入り24年で初勝利、野月浩貴八段「白パン」の秘密【第14回朝日杯将棋オープン戦】=高津祐典撮影

 名古屋対局は、現地で観戦や大盤解説会の観覧ができる。大盤解説の解説者は森内俊之九段(50)と杉本昌隆八段(52)。チケットは各日、観戦SS席8千円、観戦S席6千円、観戦A席4千円、大盤解説会5千円。発売は22日開始。詳細は公式サイト(https://www.asahi.com/ads/asahihai-nagoya/)で。(村瀬信也