GoTo停止、「強気」菅政権の転換点か 身内も不満

有料記事

中田絢子 小野太郎
[PR]

 16日夜、首相官邸のエントランスホールで記者団の前に立った菅義偉首相の面持ちは神妙だった。

 「国民の誤解を招くという意味では真摯(しんし)に反省している」。新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、自民党二階俊博幹事長らと5人以上で会食したことを問われ、頭を下げた。

 会食があった14日は、首相肝いりの観光支援策「Go To トラベル」について、年末から全国一斉に停止することを唐突に表明した日だった。「強気」が売りの首相だが、最近は批判を受けて方針転換に追い込まれる場面も目立つ。

ざわめく自民、首相は強気に「やることをやる」

 特にトラベル事業の見直しに…

この記事は有料記事です。残り919文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(春トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料