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 菅義偉首相は16日夜、政府が新型コロナウイルスの感染防止策として会食は少人数で行うよう呼びかけるなか、14日に5人以上で会食したことについて「国民の誤解を招くという意味においては真摯(しんし)に反省している」と陳謝した。「他の方との距離は十分にあった」と説明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は東京都内で14日夜、自民党の二階俊博幹事長やプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長らと5人以上で会食。政府の分科会が感染リスクが高まる場面の一つとして挙げていた「大人数、例えば5人以上の飲食」に当てはまるため、公明党の山口那津男代表が「国民に対するメッセージ性もある。今後、検討していただきたい」と述べるなど、与党内からも厳しい指摘が出ていた。

 また、首相は、新型コロナの感染拡大防止の集中した取り組みを呼びかけた「勝負の3週間」の最終日を迎えた現状について、「3千人を超える感染者があり、高止まりの状況を真摯に受け止めている」と述べた。

 観光支援策「Go To トラベル」の年末年始の全国一律の停止のみならず、人の移動の自粛を国民に求めていくかを問われたが、首相は「現時点においてはない」とした。