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 北海道南部の渡島、檜山地方で30~40代の町長が相次いで誕生している。町長選の対抗馬は現職や現職の「後継者」で、別に大きな問題を起こしたわけでもなかったのに、若い新顔候補に敗れた。この地で何が起きているのか。

 北海道内144町村のうち30~40代の町長は7人いるが、4人が道南部に集中している。4町とも漁業が主な産業という小規模な町だ。

拡大する写真・図版初当選した森町の岡嶋康輔町長(左)と握手する木古内町の鈴木慎也町長=2020年10月11日、北海道森町

 10月にあった森町長選で、初当選を決めた岡嶋康輔氏(41)の事務所は勝利の喜びに沸いた。3期目を目指す現職と元町幹部職員という2人の候補者に対し、岡嶋氏は隣の八雲町出身のコンビニ経営者で、町議経験もなかった。

 選挙戦では町の魅力や観光資源…

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