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 非常勤職員による女子児童へのわいせつ行為を隠蔽(いんぺい)したとして、千葉県教育委員会は16日、県内の公立小学校の男性校長(59)を停職3カ月の懲戒処分とし、発表した。校長は「職員が否定し、保護者が大ごとにしないでほしいと要望したことから、報告しなかった」と話しているという。

 県教委によると、担任の業務を補佐する60代の男性非常勤職員は2018年5月ごろ~11月、女子児童3人の体を触るなどのわいせつな行為をした。校長は18年11月、被害に遭った児童1人の保護者が学校に連絡したことで把握した。教委に報告するよう教頭から複数回促されたにもかかわらず報告せず、隠蔽したという。

 校長が異動した後の今年10月、被害児童2人が学校に伝えて発覚した。校長は退職の意向を示しているという。非常勤職員は調査に対し、「子どもたちに好かれたくて、くすぐっていて、触ってみたくなった」と話し、行為を認めているという。職員は分限免職の処分となった。(高室杏子)