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 茨城県が新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)と認めたつくば市内の11月中旬の会食について、医師が10人程度参加していたことが16日、関係者への取材で分かった。参加した医師の少なくとも4人の感染が分かった。

 県によると、つくば市内の会食には会社員や自営業など37人が参加し、男女17人の感染を確認。土浦市内の繁華街や市役所で大規模なクラスターが確認された11月中旬に開催された。

 関係者によると、会合は土浦市で病院を開業する男性病院長のつくば市内の自宅で開かれ、医師約10人が参加した。

 県が職業を「医療従事者」として感染を発表した2人は、医師の男女。また自宅で開催した男性病院長と別の男性医師については、県は「自営業」として公表していた。

 県は「医師」と発表していないことについて、「本人の了解が得られなかった」と説明している。

 関係者によると、会合で医師の感染が判明したことなどで、複数の病院で一時休診などしたという。

 コロナ感染で最近まで入院していたという男性病院長に代わって取材に応じた病院担当者の話では、会食は医療連携の情報交換をするための懇談会。「飲食を伴っていたが、誕生会やワイン会を意図したものではない」と説明。「参加いただいた方、治療に尽力いただいた医療関係者に大変ご迷惑をかけ、心よりおわび申し上げます」との病院長のコメントを発表した。

住民の感染が確認された自治体(かっこ内は新たな感染者数)

つくば市(4)、取手市(4)、古河市(2)、水戸市(1)、土浦市(1)、笠間市(1)、牛久市(1)、阿見町(1)、常陸太田市(1)、かすみがうら市(1)、小美玉市(1)、守谷市(1)、神栖市(1)、稲敷市(1)、結城市(1)、県外(1)