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 新型コロナウイルス感染の急拡大を受け、岡山県は16日の対策本部会議で、年末年始に向けたメッセージをまとめた。帰省については、満たさなければ自粛を求める3条件を示したほか、感染防止策が確認できない場合のカラオケ、大人数での忘年会・新年会も控えるようそれぞれ求めた。

 帰省は、出発前の2週間は会食をしない▽症状がない▽帰省後も家族以外との会食を控える、の三つの条件を満たした場合とした。一つでも満たさなければ家族にリスクを負わせることになると呼びかけている。

 また、カラオケができる飲食店でのクラスター(感染者集団)が倉敷市で相次いだことを受け、複数人でのカラオケを利用する際は、常時換気などの対策がとられているか確認するよう求めた。同居家族を除く大人数での忘年会や新年会の自粛も呼びかけている。

 県内では11月以降、高齢者入所施設や接待を伴う飲食店でもクラスターが発生。これまでにないペースで感染者が増えている。

 伊原木隆太知事は報道陣に「大変厳しい状況。医療現場はすでにかなり逼迫(ひっぱく)している。メッセージは『今の時期にリスクの高い行動をしますか』という問いかけだ」と述べた。(吉川喬)