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 水虫などに効く飲み薬に睡眠導入剤の成分が混入した問題で、製造した小林化工(福井県あわら市)は17日、服用した80代男性が死亡したと発表した。中部地方の病院に入院中で11月23日に死亡し、同社が把握したのは今月15日だったという。同社によれば、服用した人のうち死者が確認されたのは2人目。

 同社によれば、死亡した男性は薬の服用をやめて一定期間が空いた後に死亡したとしており、主治医の見方として服用と死亡との因果関係は少ないのではないかと説明している。

 同社は今月12日、服用後に首都圏で入院中だった70代女性が同月10日に死亡したと明らかにしていた。

 問題の薬はイトラコナゾール錠50「MEEK」で、同社によれば、31都道府県の医療機関などで364人に処方された。同社は16日、15日時点で健康被害を訴えた患者は8人増えて154人になったと発表。うち35人が入院または救急搬送されたという。