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 熊本県阿蘇市一の宮町宮地の阿蘇神社で新年を迎える準備が始まり、14日は新しいしめ縄が奉納された。

 しめ縄は70~80代の住民19人でつくる「一の宮町大注連縄(しめなわ)伝承会」が制作。春から準備を始め、10月からは毎週2回、地元で栽培されたもち米のわらをなう作業を続けてきたという。同神社には12本を奉納。仮拝殿や参拝所では、1年前のしめ縄を会員がとり外し、周囲90センチ、長さ3メートル超の新しいしめ縄を取り付けた。古沢義則会長は「新型コロナの終息と、来年がいい年になるよう願いを込めて納めました」。

 熊本地震で楼門と拝殿が倒れる以前は、両建物のために周囲3メートルほどの大しめ縄を奉納していた。地震後は大しめ縄の制作も中断していたが、来年6月に拝殿の再建工事が完了予定で、それに合わせて5年半ぶりに大しめ縄も制作する。古沢会長は「会員も張り切っている。今から技術を磨いて立派なしめ縄をつくりたい」と話していた。(後藤たづ子)

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