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杉本昌隆八段の棋道愛楽

 負けると敗退してしまうトーナメント。常にトップ棋士と戦う棋士は、その人自体が一流です。

 さて私も最近、1週間ほど一流の気分を味わう経験ができました。現棋界で4人しかいないタイトルホルダー。そのうちの3人と立て続けに公式戦で対局したのです。

 まず藤井聡太二冠との叡王戦。公式戦3回目の対戦です。「弟子」と「タイトルホルダー」を同時に意識する対局です。

 師弟対決の注目は盤上だけではなく、この対局も開始前、上座下座にどちらが座るのか、が注目された様子。勝負の結果は皆さんご承知の通り藤井二冠の勝ちでしたが、いつもながら強い弟子。この話はまた別の機会に。

杉本八段が豊島竜王との対局で指した「好奇心から生まれた」という奇手。後半で、元々は藤井二冠対策だった一手にまつわるエピソードを紹介しています。

 その約1週間後、竜王位9連覇…

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