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 木星と土星が今月、日の入り後すぐの南西の空で大接近している。21日から22日にかけては約0・1度と、1623年以来約400年ぶりの近さとなる。次にここまで近づくのは60年後の2080年という。天文台職員らでつくるプロジェクトが「一生に一度見られるかどうかの天文現象をぜひ目で確かめて欲しい」と観察報告を募っている。

 国立天文台によると、木星と土星は22日午前3時ごろに最接近する。日本からは、21日と22日の日の入り直後に南西の空の地平線近くに並んで見える。その隙間は約0・1度で、月の直径の約4分の1ほど。望遠鏡なら、木星のしま模様と四つの衛星、土星の輪が同じ視野に見られそうだ。

 0・1度のずれは、ふつうなら視力が1あれば十分に見分けられる。ただ、星の場合は見分けが付きにくい可能性があり、実際に観察して確かめてもらおうと、プロジェクトが特設サイト「惑星で星空視力大実験!!!」(https://www.nayoro-star.jp/mokuseidosei/jp/別ウインドウで開きます)で報告を募っている。(小川詩織)