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 ナイジェリア北部カツィナ州カンカラの男子中等学校から生徒が武装集団に連れ去られた事件で、同州の知事は17日、生徒344人を救出したと明らかにした。国営テレビなどが報じた。州知事は「ほとんどの生徒を取り戻したと考えている」と説明しており、捕らわれたままの生徒がいる可能性を示唆した。

 国営テレビなどによると、生徒344人はカツィナ州に接するザムファラ州の森林地域で救出され、すでに政府軍とともにカツィナ州に向けて移動しているという。生徒たちの健康状態を確認した上で、家族のもとに返す方針という。州知事は救出方法を明らかにしなかった。

 事件は11日夜に発生。自動小銃を持った武装集団が政府科学中等学校を襲撃し、寄宿舎にいた生徒らを連れ去った。同国のイスラム過激派ボコ・ハラムの指導者を名乗る男が犯行を認める声明を公表していた。(遠藤雄司)