[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、介護事業所などの高齢者施設でクラスター(感染者集団)の発生が相次いでいる。医療体制の逼迫(ひっぱく)により、感染が判明してもすぐに入院できずに施設で一時療養を強いられるケースがあるうえ、職員への感染拡大は地域の介護サービスにも影響する。行政も対策に乗り出した。

 「みんな踏ん張っていたが、限界を超えていた。介護現場も逼迫している」。最近クラスターが発生した大阪府内の高齢者施設の職員は悲痛な声で訴えた。

 認知症の高齢者が入所するこの施設で今秋、入所者数人が発熱した。PCR検査の結果は、全員が陽性。高齢者は重症化リスクが高いので施設側が全員の入院を行政側に求めたが、症状が軽かった入所者は「入院調整」として数日間入院を待たされ、その間は施設内で療養をした。

体を密着、湯気でマスクもできない入浴介助

 介護現場での感染予防策の徹底…

この記事は有料会員記事です。残り2022文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り2022文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り2022文字有料会員になると続きをお読みいただけます。