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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の業務をめぐり、コンサル業者に便宜を図る見返りに接待を受けたとして収賄罪で執行猶予付きの有罪判決が確定した文部科学省の川端和明・元国際統括官(59)について、文科省は18日、調査結果を公表し、懲戒免職処分に相当すると発表した。

 調査結果によると、川端元統括官は判決で認定された21回の飲食接待やタクシーチケットの提供など155万円相当の賄賂とは別に、文化庁文化部長だった2013、14年に文化芸術関係団体からバレエやオペラのチケットの無償提供を複数回にわたり受けていた。正規料金が1枚6万2千円の演目や、同伴者がいたケースもあったという。

 川端元統括官は昨年12月に判決が確定し、失職。文科省は調査に協力するよう求めたが、応じなかった。退職金は支払われていない。JAXAの業務委託を受ける宇宙関連会社に今年1月に再就職したことが明らかになっている。(鎌田悠)