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 社民党の福島瑞穂党首(64)はいま、色あせ、破れ、倒れかかった党の旗を一人、握りしめている。「自分ファースト」、「党を食いつぶした」と身内から批判され、組織は分裂。次の参院選で自身が当選できるかも見通せない、がけっぷちだ。しかし、なぜか明るい。焦りか、開き直りか。彼女を駆り立てているのは何か。

 仙台市の街路樹が黄色一色に染まった11月21日の土曜日。1週間前に党の分裂が決まったばかりの福島氏の姿があった。東北各地から地方議員、市民運動家、政治家志望者など約40人が集まった「みずほ塾」。9割が女性だ。

 「懇親会に参加しないのに会費が議員報酬から天引きされる」、「『なぜあいつばかり新聞が取り上げるのか』と男性議員から文句を言われる」……。女性たちが上げた声に、「おかしいよね」と一緒になって怒っていた。そして言った。

拡大する写真・図版臨時党大会を終え、会見する社民党の福島瑞穂党首(右)と吉田忠智幹事長=2020年11月14日午後5時21分、東京都千代田区、上田幸一撮影

 「どこの世界にも、ミソジニー(女性嫌悪)がある。残念ながら社民党の中にもある。それを変えないと」

 護憲や平和運動のシンボルとし…

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