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 【茨城】昨年10月の台風19号による被害で袋田―常陸大子間が不通となっているJR水郡線について、JR東日本水戸支社は18日、来年3月27日から全線開通すると発表した。当初予定の来夏より前倒しでの再開となる。ダイヤは被災前と変わらない。現在、上小川―常陸大子間で運行している代行バスは3月26日までとなる。

 増水による濁流で橋が流失した大子町袋田の久慈川では、新たな橋をかける工事が進んでいる。

 新しい橋は、橋脚を元の6本から1本に減らす。増水時に漂流物がぶつかって破損するリスクを減らし、工期短縮につなげるためだ。1本の橋脚でも支えられるよう、橋桁の上に三角形に鉄柱を組んで補強する「トラス桁」の構造を採用。また、橋桁を以前より最大1・3メートル高くした。

 同支社設備部の堀込順一部長は「工期短縮の努力が実り、天候にも恵まれたことで順調に工事が進んでいる。運転再開を待ち望む住民の方の声に応えるべく、今後も気を緩めず作業にあたる」と話した。

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 JR東日本水戸支社は18日、3月13日からのダイヤ改定の詳細も発表した。常磐線の品川発勝田行きの普通最終列車は発車時刻が21分繰り上がり、午後10時34分に。同55分発の終電は、勝田行きから土浦止まりに変わる。(大谷百合絵)

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