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 コロナ禍による未曽有の経済危機なのに、歴史的な株価の高値更新。日本も、欧米も、なんともおかしな構図になっている。ひとつ歯車が狂えば、金融バブルの崩壊や金融危機が起きる恐れさえありそうな状況だ。それでも日本銀行の黒田東彦総裁には政策を見直そうという気はまったくなさそうだ。

 日銀は18日、金融政策決定会合を開き、大規模緩和の現状維持を決めた。さらに現在の政策の「点検」をして3月までに発表する方針も明らかにした。ただし長短金利操作やマイナス金利、量的緩和、国債の大量買い入れなど現行の金融緩和の枠組みを見直すつもりはさらさらないのだという。

 会合後の記者会見で黒田総裁はこう説明する。「現行のフレームワークは変える必要がない。2%の物価安定目標も変える必要がない」

 ではなぜ「点検」なのか。

 「より効果的、持続可能なもの…

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