【動画】ナイジェリア人が日本で財布を拾ったら、善意の輪が広がった
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 1人のナイジェリア人が日本で見せた何げない善意が、国境を越えて大きな反響を呼んでいます。物語の主人公は、イケンナ・ウェケさん(38)。はじまりは、たった一つの財布を拾ったことでした。

 今年6月。筑波大学の博士課程で学ぶイケンナさんは、歩いて自宅に帰る途中、財布が落ちているのを見つけました。中には、数枚の1万円札やクレジットカードが入っており、すぐに交番に届け出ました。財布は無事に持ち主の手に戻り、お礼の電話もかかってきました。

 2週間ほど経って、遠く1万3千キロも離れた母国から思わぬ反応が舞い込んできました。イケンナさんの行動を耳にしたナイジェリアのブハリ大統領が「誠実さや清廉さの価値を示した」と、イケンナさんをたたえる声明を発表したのです。地元メディアからは取材依頼が相次ぎました。

 この物語は今も、SNSなどで拡散され続けています。ただ、イケンナさんには当惑もあります。日本で財布を拾っただけなのに……。一連の出来事をイケンナさんはいま、どう受け止めているのか。本人を訪ねて聞いてみました。メッセージを動画で紹介します。