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 空手の男子形世界王者で、出場が確実な来年の東京五輪でも有力な金メダル候補となっている喜友名諒(30)=劉衛流龍鳳会=が、新型コロナウイルスに感染したことがわかった。18日に体調の異変に気付き、地元・沖縄県でPCR検査を受けて陽性と判定された。症状は軽く、入院せずに自宅療養しているという。

新型コロナウイルス感染 世界の1年
新型コロナウイルスが世界で確認されてから1年。この間の世界の感染者数の変化を、8つの局面とともにグラフ化しました。

 喜友名は13日に東京・日本武道館で開催された全日本選手権に出場。圧倒的な強さで大会新記録となる9連覇を達成した。大会終了後、航空機で沖縄に戻っており、地元の保健所の判断では、濃厚接触者は選手権後に沖縄で接触した者に限られるという。

 全日本空手道連盟では喜友名側からの連絡を受けて、選手権に出場した男女の形の選手(喜友名を除いて31人)と連絡を取ったが、今のところ体調不良などの連絡はないという。

 選手権出場選手は大会前2週間の起床後、就寝前の検温結果を明記した健康記録表を提出した上、当日も検温で健康状態を確認して試合に臨んでいた。PCR検査については実施を検討したものの、地方連盟から「費用面や、健康な選手に検査を受けさせるのは難しい」などの声が出て、見送っていた。