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 「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の社長だった大東(おおひがし)隆行さん(当時72)が本社前で射殺された事件は19日、発生から7年を迎えた。京都府警は延べ22万3千人の捜査員を投入し、今も54人態勢で捜査を続けているが、解決に至っていない。捜査員らは同日、現場に近いJR山科駅で、改めて情報提供を呼びかけた。

 事件は2013年12月19日早朝、本社前の駐車場で発生。大東さんが車を運転して出勤し、降りた直後、近くから胸や腹を計4発撃たれ、死亡した。現金百数十万円が車内で見つかっており、殺害目的の犯行とみられている。拳銃を使ったときに銃弾に刻まれる「線条痕」は、国内の過去の事件で使われた拳銃のものとは一致しなかったという。

 この日は早朝から、本社前の駐車場で花を手向ける人の姿が見られた。捜査1課と山科署の捜査員ら約10人は山科駅で情報提供を求めるチラシを配ったが、コロナ禍のため、現場での献花はやめた。大東さんの長男剛志(つよし)さん(46)は「父の命を奪った犯人を許しません。思い出したこと、今だから言えることがあれば情報提供をお願いします」とするコメントを出した。

 情報提供は山科署捜査本部(0120・08・9110)へ。(白見はる菜)