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 クリスマス前のこの時期、北海道幌延町にあるトナカイ観光牧場のトナカイたちは、例年なら各地のイベントで引っ張りだこだ。ところが今年は、新型コロナウイルスの影響で「お呼ばれ」が減り、のんびりと牧場で過ごしている。

 牧場には約50頭のトナカイがおり、観光客の目を楽しませている。そんなトナカイたちが1年でもっとも忙しいのはクリスマスシーズンだ。

 昨年は5頭が北海道内各地のリゾート施設に「長期出張」したが、今年は新型コロナの影響で引き合いが少なく、出張したのは2頭だけ。クリスマス前の地元の恒例イベントも中止になった。

 ストレスに弱いとされるトナカイにとって、長期出張が減るのはありがたい話だ。牧場では例年通り、クリスマスを前の今の時期はトナカイがそりを引き、子どもたちを喜ばせている。(奈良山雅俊)