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コロナワクチン接種後、強いアレルギー反応 米で計6人

新型コロナウイルス

ワシントン=香取啓介
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 米疾病対策センター(CDC)は、米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンを接種した後、強いアレルギー反応が出た人が米国で18日時点で計6人になったと公表した。いずれもすぐに処置を受けた。1人は過去に狂犬病のワクチンを受けた際にアレルギー反応が出たという。米国では19日朝までに27万人あまりがファイザーのワクチンの接種を終えている。

 米国では接種前に過去にアレルギー反応が起きたことがあるか尋ね、ワクチンの成分にアレルギーのある場合などは接種を避けることになっている。CDCは接種後の異変にすぐ処置できるように、過去にアレルギーの症状が出たことがある人は接種後30分、ない人は15分その場にとどまり、経過観察するよう勧めている。ワクチンの十分な効果を得るには2回の接種が必要だが、最初の接種でアレルギー反応が出た場合は、2回目の接種を取りやめるとしている。

 CDCはワクチンの副反応を追跡するためにシステムを用意。登録した接種者の携帯電話に定期的にメッセージを送り、健康状態を尋ねている。

 ワクチン接種後のアレルギー反応は英国でも2人で確認されている。(ワシントン=香取啓介)

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