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 タイ保健省は19日夜、首都バンコクに隣接するサムットサコン県で、500人を超える新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表した。タイはこれまで感染拡大の抑え込みに成功してきており、19日午前までの感染者数は累計で4331人にとどまっていた。

 同県では17日に水産市場で働くタイ人の女性の感染が明らかになり、19日にかけて大規模な検査を実施した結果、同日夜までに548人の感染が判明した。感染者の多くは外国人労働者だという。

 これを受け、当局は来年1月3日まで県内の学校や娯楽施設などを閉鎖し、夜間の外出制限への協力を要請した。20日が投開票の県レベルの地方選挙は実施する。

 タイでは3月26日に非常事態を宣言し、厳しい入国規制などで感染拡大を抑え込んできた。これまで1日あたりの感染者数は3月22日の188人が最多で、5月下旬以降は市中感染はほぼ収束していた。(バンコク=貝瀬秋彦)