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 2011年3月に起きた東日本大震災の教訓から、各地で公共施設の高台移転が進んでいる。震災からの10年近くで新たに実施、計画する自治体は着実に増えているが、安全な土地の確保や財源などが壁となって移転を見通せない自治体もある。

津波の想定「全国最大」に衝撃

 高知県西南部にある人口1万人余りの街、黒潮町。約3年前に海の近くから高台に移転した町役場の横で、同じように高台移転する町営住宅と駐在所の建設が進んでいる。

 町では役場を含め、すでに高台移転した公共施設は7施設に上り、建設中や移転予定のものも6施設ある。同じように津波の危険にさらされている自治体から視察が絶えない、高台移転の「先進地」だ。

 きっかけは、多くの自治体の庁…

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