米有数の知日派で、1979年の著書「ジャパン・アズ・ナンバーワン」が大ベストセラーとなったことなどで知られるエズラ・ボーゲル・ハーバード大名誉教授が20日、マサチューセッツ州ケンブリッジの病院で死去した。90歳だった。クリスティーナ・デイビス同大日米関係プログラム所長が明らかにした。ボーゲル氏は手術を受けたところ、予後が思わしくなく、急逝したという。

 ボーゲル氏は1958年にハーバード大で博士号を取得した後、日本に2年間滞在。その後も日本滞在を重ねた。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」では、戦後日本の高度経済成長の要因を日本人の学習意欲の高さや日本的経営などにあると読み解き、米国の対日観に大きな影響を与えた。

 ボーゲル氏は73年にハーバード大東アジア研究センター所長となり、80年には同大に新設された日米関係プログラムの初代所長に就任。93年には民主党のクリントン政権で東アジア担当国家情報官に就いた。中国通としても知られ、中国の改革開放の立役者、鄧小平について10年以上かけて調べ、著書「現代中国の父 鄧小平」にまとめた。

 ボーゲル氏は直前まで元気だっ…

この記事は有料会員記事です。残り346文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り346文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り346文字有料会員になると続きをお読みいただけます。