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 政府は21日午前の閣議で、2025年大阪・関西万博の準備や運営に関する基本方針を決定した。「ポストコロナ」時代に求められる社会像や、温室効果ガス排出の実質ゼロを目指す「カーボンニュートラル」の社会のあり方を提示するとした。

 万博のメインテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。基本方針では、新型コロナウイルスの感染拡大で経済・社会に大きな変化がもたらされたと指摘し、万博を通じて「一人一人の意識・行動変容を起こす契機とする。変革・変容を国際社会と共創(きょうそう)していく」とした。会場を訪れる「リアルな体験」に加え、「リアルとバーチャルを融合させた新しい国際博覧会の姿を打ち出していく」ことも盛り込んだ。

 また、万博を「未来社会の実験場」と位置付け、AI(人工知能)やビッグデータなどの最先端技術を体感できる機会を提供するとした。万博は25年4月13日~10月13日、大阪市の人工島「夢洲(ゆめしま)」で開かれる。150カ国と25の国際機関の参加を目指し、約2800万人の来場者を見込んでいる。