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 「主演、監督、脚本は全て俺」と言い放つプロボクシング元世界王者がいる。伊藤雅雪(29、横浜光)だ。

 26日に東京・墨田区総合体育館であるライト級10回戦・三代大訓(ひろのり)(ワタナベ)戦のファイトマネーは、なんと0円。どんな興行を打って収入を得るつもりなのか。

 この一戦の興行を、伊藤は横浜光ジムの石井一太郎会長と共同プロモートして収益を決められた割合で分配するという。例えるなら固定給ではなく歩合給を選んだようなもの。前代未聞の契約を結んだ理由を尋ねると、こう言って笑う。

 「単純に試合をするより、より多くのお金をもらえるはずだから」

 端正な風貌(ふうぼう)で芸能事務所にも所属する伊藤を応援するファンは多い。昨年5月に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフェザー級世界王座から陥落したが、同9月の再起戦はノンタイトル戦にもかかわらず東京・後楽園ホールが満員となり、地上波のテレビ放送もついた。

 石井会長は「放映権料も込みで総収入は約1500万円規模。伊藤のファイトマネーは約700万円だった」と振り返る。

 今回の興行もテレビ局からオファーがあったが、伊藤が選んだのはユーチューブによる自前の動画配信だった。

 コロナ禍の今年8月末に開催さ…

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