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 萩生田光一文部科学相は21日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの影響で業績が落ち込む航空会社の客室乗務員(CA)について、教員資格を持つ人を学校現場で受け入れる考えを示した。感染症対策などで増えた教職員の負担を軽減するとともに、航空業界を雇用面で支援する。

 萩生田氏は航空会社の人事担当者と調整中とした上で、「CAの中で、小中学校や幼稚園の教員資格を持った方がいる。出向という形で現場に入っていただくことで、会社側が呼び戻すことができるまでの雇用継続の一つの支援策」と述べた。

 CAの出向については、様々な企業や自治体が受け入れを表明している。

 文科省は来年度予算案に、学校での消毒や児童生徒の健康観察、学習サポートなどを担う外部人材の活用のため90億円を計上しており、学生や教員OBも含め幅広い人材に呼びかけるという。(伊藤和行)