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 11月15日投開票の栃木県知事選で違法な文書を配布したなどとして、栃木県警は21日、宇都宮市議会の桜井啓一議長(58)や当選した福田富一知事(67)の次男陽(あきら)宇都宮市議(36)ら6人を、公職選挙法違反(法定外文書頒布・事前運動)の疑いで書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、6人は共謀し、10月29日の告示日前に、福田知事への投票を呼びかける趣旨の法定外文書約数百枚を郵送した疑いがある。

 桜井議長は21日、議長職の辞表を副議長あてに提出した。理由は「一身上の都合」という。桜井議長は現在4期目。市議会最大会派「自民党議員会」に所属している。陽市議も同会派に所属し現在1期目。

 桜井議長によると、宇都宮工高野球部OB会会員あてに、約700枚の文書を送ったという。

 知事選では現職の福田知事が約41万票を獲得し、無所属新顔候補に約21万票差をつけて5選を決めた。