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 サツマイモの生産量全国一を誇る鹿児島県で、茎や根を腐らせる「サツマイモ基腐(もとぐされ)病」が猛威を振るっている。2018年の国内初確認以降、年々被害が広がり、鹿児島では今年、全作付面積の5割以上で確認した。特産の芋焼酎の原料不足が懸念され、焼き芋用として人気の品種も打撃を受けている。

 「あっという間に広がった。こんな被害は初めて」

 鹿児島県西之表市(種子島)の農家日高三男さん(70)はため息をつく。11ヘクタールの畑で島特産の「安納芋」を育てるが、今年は基腐病で夏ごろから葉が黄や紫に変色し、イモの部分も腐敗。約8割を廃棄し、「収入は例年の5分の1。来年も心配」と話す。

 安納芋はねっとりとした食感と濃厚な甘みが特徴で、焼き芋用として知名度が高い。原産地の種子島では年間約1万トンを生産して全国に出荷するが、地元農協は「今年の生産量は半減の見込み」としている。

 県や国によると、基腐病の病原…

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