米国と大阪、重なる「分断」 苦境時こそ求められるもの

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編集委員・中村俊介
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 地方、コロナ、文化――。この三題噺(ばなし)で自分なりに関西の年の瀬を見送れないか。そんなことを、ふと考えた。

 なんといっても今年は新型コロナウイルス一色だった。その猛威は世界を席巻してとどまるところを知らず、秋の米大統領選の行方さえ左右した。コロナ対策をめぐって共和・民主の両陣営は割れ、国民の間にも大きな溝をつくってしまった。

 民主主義は数の論理だとも言う。が、ともすれば、それは深刻な分断を生むことを、米国の政治混乱はたやすく現実にし、可視化して見せた。翻ってこの構図、ほぼ同時期に大阪市民を賛否で二分した「都構想」の住民投票と重なって見えてこないか。

 目的や体制の違い、国と地方…

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