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 ゼネコン大手の大成建設は、作業員や建設機械の位置をデジタル技術で把握して事故を防ぐ安全管理システムを開発した。作業員が建機に近づいた頻度や建機のスピード超過なども表示でき、これらは業界で初めての取り組みという。

 作業員にスマートウォッチを付けてもらい、位置を全地球測位システム(GPS)でとらえる。立ち入り禁止エリアに入ったり重機に近づいたりしたら、専用の画面に表示。その回数も測る。回数が多い作業員は直接指導し、安全意識の向上を図る。

 このほか、クレーン同士が近づき過ぎたり、クレーンがつり上げた荷物の下に作業員が近づいたりすると警報などで知らせるシステムもつくった。

 担当者は「(事故の)リスクを軽減できれば、生産性の向上につながる。蓄積したデータはほかの現場にも応用していく」と話す。(木村聡史)

拡大する写真・図版安全管理システムの画面。重機や作業員がどこにいるかをリアルタイムで把握できる=大成建設提供